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オークション落札商品中古

HGCE1/144 ライジングフリーダムガンダム(全塗装完成品)

『HGCE1/144 ライジングフリーダムガンダム(全塗装完成品)』はセカイモンで52c11b88ccから出品され、132の入札を集めて12月28日 16時 28分に、16200円で落札されました。即決価格は16200円でした。決済方法はに対応。三重県からの発送料は落札者が負担しました。PRオプションはストア、取りナビ(ベータ版)を利用したオークション、即買でした。

HGCE1/144 ライジングフリーダムガンダム(全塗装完成品)
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劇場版登場のライジングフリーダムガンダム

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※撮影のためアクションベース使用

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お約束のフルバースト

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砲身の縦割りミゾ造形は全て埋め消しました

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MAフォームに変形

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ビームサーベルはグラデ塗装

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背部砲身は分割ラインを上下の白/青に変更

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足の裏がみえる画像

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出品内容一式です

製品: バンダイ HGCEシリーズ
サイズ: 1/144スケール
使用頻度:2024.03/31完成
 
劇場映画版SEED登場のライジングフリーダムです。
華麗に活躍する大火力な最新主人公機なのが好評なのですが、ガンプラとしての作り勝手と堅牢さではかなり劣悪な部類。露骨な合わせ目形状を隠そうともせずにモールドとして彫りつけられているうえに、色違いの構造部どうしで挟み込み構造になっている箇所多数。合わせ目を接着処理するためには塗装した外装をまた削ってしまうことになる ~といった難点を多数抱えています。
可動させまくる巨大なウイングを一点で支持するアームや、極細の頭部アンテナに覆いかぶさってくるMA変形構造などシビアできわどい構造の積層で構成されています。破損ひとつが全崩壊になりかねないデリケートな製品ですので、市販品から自分で作るという方々でも覚悟が必要なガンプラ。 入札される場合にはガンプラを模型として管理できる玄人様であることを強く推奨いたします。

キット構成への工作点
頭頂メインカメラ両脇から耳まわりへのラインを輪郭彫りだし。 スミ入れを定着しやすくするためのガンダムヘッド常套工作です
頭部V字アンテナ×2の鋭利化工作。ぜい肉フラッグ部を切除したのちアンテナ先端側から前2面・後ろ1面を削り込み研ぎ出し。中央のイエローアンテナには先端背面側をカッティングするように返し削りをし、頭部アップのアニメガンダム画像やSDガンダムのような大顔で強調されるエッジの効いたアンテナ造形に寄せてあります。
両肩外装の上部のホワイト部(暗)の前後面にドリル工作による三連開口モールド追加
機体のあちこちに造形されている合わせ目のごまかし彫りを消去。 この製品最大の難点です。 合わせ目を工作処理をできないビギナーへの救済のつもりなのか、平面の合わせ目を設定どおりの造形とみなすかのように深いミゾになる合わせ目が多数あります。メカニズムに造詣のないライト層には楽ちんなのでしょうが、多少目の肥えた方々なら「モールドになっているからこれで設定どおりだぜ!」などと喜べません。特に長大な砲身を竹のように中央割りしたモナカ線などもってのほか。そういう 美観を損ねている とみなす余計なラインを片っ端から埋めてあります。
 1.背面ウイングから展開する二連砲 超高インパルス砲シュトゥルムスヴァーハーの中央割り線。 一番目についてしまうブザマなミゾなのですべてポリパテで埋め、左右ではなく上下に分割するパネルラインを新造。分けたラインで ホワイト/ブルー のツートーン化。画像からも確認できます(画像3・4・8)
 2.肩外装(ブルー)の上面。  パーツ合わせ目としては当然の位置にあるのですが、肩のとがった先端はパネル面としておなじ面で続いているのに接着扱いでミゾは無し。なのに胴体のほうを向いている側はミゾになって分かれているってどういう事? というわけで埋めて消しました。
 3.肩のフレーム本体部(ホワイト)。 ガンダムを側面からのぞくと見える肩の白い側面装甲です。小さい穴のような造形(排気かノズルか正体はどうでもいいが)のついたポピュラーな装甲形状なのですが、あろうことかこの穴すらも縦割りにして合わせ目に深いミゾを彫りつけてしまうのはなにごとでしょうか。 これも埋めて消しました。
 4.腰部の側面に装備しているレールガン ヴァイパー3の砲身。 製品のボックスアートや大河原立ち絵イラストまでもが「合わせ目のできるプラモデル」と見越してラインとして描き込んでしまっていますが、後部の銃身ならいざ知らず発射口側の前面に縦割り線はナンセンス、私の主観による判断でこれはノーです。 これも消してあります。
股間ブロックのレッド部は四角いパネル形状の造形を追加。コトブキヤMSGの角モールド(ランナーP125)を使用
背部のウイング類先端を若干鋭利化。 重ねのない単品の薄いパーツですが製品のままだとやや丸みが目立つので先端部が尖って見えるようエッジ側の上下2辺を削り込む要領でかたちをつけています
基部ウイングの上面にパネル造形を追加。 ウイングは片側で二枚羽根のウイング×2で基部の単羽ウイングを挟み込んでいますがこの基部ウイングの上面に四角いパネル造形(前述で股間ブロックに使用したものとおなじ)を装着しています。 ウイング内臓の砲身を展開した場合などで露出。
シールドのレッド部の上下先端を研ぎ出し鋭利化。 MA変形時に上下分割スライドしてライフル装着ラッチになるパーツ。 動かす際にただでさえ力を入れづらい形状ではありますが見栄え優先で尖らせました。 先端側に爪をかけて動かそうとするとケガをしますのでレッド部表面に消しゴムを押し当てて動かすなどグリップ力のあるもので押してスライドさせると扱いが簡単です。

 また、私のこれまでの出品作例にもあるようにメッキビーズ使用による細部ノズル追加工作とステンレス針を打ち込んでのピン打ちリベット追加工作もおこないました(彩り追加の工作)。

全体の基本的な製作は 各部接着を経ての合わせ目処理&パーティングライン処理・サーフェーサー・ガイアカラーによる塗装(つや消しコート含む)。 ガンプラを完成製作させるスタンダードな工程でおこなっています。 スミ入れはタミヤのエナメル塗料流し込み。色はグレーまたはブラウン系を使用しています。 スミ入れ塗料が定着しにくい形状の部分などには0.05mmマーカーでのふき取り手法も使用しています。

塗装パターンは設定カラーをベースとして、若干の配色アレンジ。ブラック面の追加など他の出品作例でもわたしが多用する手法を織り交ぜています。
このフリーダムはこれまでの主人公機よりもブルーの発色が淡白で、この色だけで見るとメリハリが弱め。コバルトブルーなどをシンプルに使えば容易にモデルグラフィックス的な鮮やかさになるのですが、他の主人公機にはなかったこの純正ブルーの発色をこそ再現するのが主旨であるとして、ダークブルー部とのコントラストでまとめることにこだわってみています。 なのでウイングの上面から見た時に挟まっているのがみえる砲身がブルー部になっていたり、足首のブルー部がツートーンになっている等の変更が入ったりしています。
配色変更
 ホワイト化  胸部ダクトまわり/股間ブロックのツートーン化
 ブルー化   背部キャノン/MA変形時の機首上面/足首かかとのツートーン
 ブラック化   腰両側のレールガンラック部上面/足のスネ前面
ビームライフルの塗装配色については、これまで他の出品では細分化をすすめてしまったりしましたがこの装備はもともと色分けが派手でむしろビギナーでは無理ってほどに困難なものなので設定色そのままに。せいぜいグレー部を機体フレーム色のガンメタに変更した程度にまとめています。ただ外装部上面には合わせ目ができてしまう構造なのでそこはきちんと接着処理です(当然)
フレームや関節類の塗装にはグレーではなく調色したガンメタルを使用。純色グリーンを混ぜての緑色寄りのガンメタル。ヒジ・ヒザのインナーフレーム等にはパールゴールドを組み合わせ足裏の爪モールドにはゴールド系による塗り分けもおこなっています。 これらは外装部と違いクリアー表現です。

以下、カラーガイド(※比率の%は曖昧な感覚的数値です)
ホワイト部(明)  ホワイト95%  ミディアムブルー5%  シャドー部にはミディアムブルーでさらに暗くしたものを使用
ホワイト部(暗)  ホワイト60%  ミディアムブルー35% ブラック5%  シャドー部にはブラックで暗くしたものを使用
ブルー部   風蒼(かぜあお)80% エメラルドグリーン20%  シャドー部にはコバルトブルー100%を使用
ダークブルー部  コバルトブルー70% ブラック30%   シャドー部にはブラックで暗くしたものを使用
レッド部  スカーレット60% ブライトレッド40%
イエロー部  オレンジイエロー70% ホワイト30% 
ブラック部   ブラック70%  ホワイト30%    
関節などのガンメタル部  シルバー60%  純色グリーン20%  ブラック20%
インナーフレーム部  パールゴールド100%
ゴールド部  ブライトゴールド100%
ビームサーベル  発生部 ホワイト100%→全体 蛍光ピンク100%→先端 蛍光ブルーを混ぜて暗く のグラデーションパターン(塗装した順でもあります)
ビームシールド  中央の発生部にのみホワイト100%をグラデ塗装

細部に使用した市販品デカールは主にハイキューパーツ製。RBコーションデカールを主体に使用。、ホワイトの面へはレッドもしくはブラックの書体で、他のブルーやブラック等の濃い発色の面へは全てホワイトの書式でおこなっています。
背部ウイングに機体形式からの数字「909」のナンバリングをTRデカールにて使用。
背面ウイングのブルー面各所にあるホワイトの幾何学模様はHJラインデカール
ピン打ちリベット工作をおこなった0.6mm開口部にはハイキューパーツ製NCデカールを使用。書体表記と貼り付け面積が極小すぎて使用が困難なほどに精密な絶版品デカールです。 
そのほか一部でクラウドデカールも導入して細部表記に使用してあります。

自作品の水転写デカールも数種を使用。  クリアデカールにレーザープリンターで印刷したもので水ににじむ心配なく使用できるものです。 定着にはかなり強めな軟化剤(10秒もつけるとデカールが溶解するハードタイプ)を使用。 

1.ナスカ地上絵ハミングバード(ブルー)  原型は市販品デカールに含まれていたものですがあまりに破れやすくて使いづらい製品だったので独自にテキスト表記などをリデザインして自作デカール化し使い勝手を改善したものです。 使用箇所は右のスネ部側面/バックパック(MA機首)の上下面/シールド
2.大腿部の細部表記(ブルー/ブラックの2トーン)。 私のデカール使用パターンではお約束の、左右いずれかの大腿部前面に使用する文字密度の高いデカール部を、完全に新規で描き起こしたもの。 ガンダムなのにフラットな前面もないうえ曲面の脚部で中央縦割り線まで入っている箇所ですがこういった造形に対応した細い縦長デザインも用意してあるのでそれを使用しています(オリジン系ジム等でも同形状ゆえに多用していたデザイン)。 このガンダムでは両足の大腿部だけでなく前腕部前面(ホワイト部)にもブラックのライン状のデザインを使用
3.関節可動部警告表記BEWARE・CAUTION、手首ナックルインパクト表記、腰側面の武装ラッチ  など諸々のお約束デザイン(歴代の自作デカールの累計)。 製品版には無いデザインやカラーを使うため、前述したエンブレムのようなシンボル的なものだけでなく関節まわりの目立たせる警告表記などに多用しています。 この作例では機体色にあわせてブルーのデザイン表記を多用してあります。

機体各所にビーズ工作及びピン打ちによるメタル調細部ディテール工作もしてあります。色はゴールドメッキとシルバーメッキ。サイズは1.5mmと2mm。  装着する箇所の配色別でゴールドとシルバーの使用選択をおこなっています。
ピン打ちリベット工作に使用しているのは有頭5号針(針の軸側0.6mm)です。針の太さとドリル開口穴のサイズをあわせ、接着なしにスナップフィットさせて固定しています

機体本体以外の付属品は
ビームライフル   MA-M727A3高エネルギービームライフル
シールド    RQM73フラッシュエッジG-3シールドブーメラン   ビームの刀身が発生する武装としても機能するシールド。左右からブレード部も展開します   ビームのエフェクトは先端部のほか左右のブレード部で計3つ。 サーベル同様グラデ塗装です
ビームサーベル×2     MA-FZ51ヴェルシーナビームサーベル  グリップ部は腰側面にあるものをそのまま使用。左右のものを連結しスピアースタイルにもできます。 ビーム部はお約束の蛍光グラデ塗装
ビームシールド    前腕部側面のレッド部にかませ装着再現します
手首バリエーションは純正手首   武器持ち手兼握り拳(左右)/平手(左)  全合計3つになります
MA変形時の固定ジョイント    変形した姿でのシールド保持パーツでもあります。
ホイルシール (未使用)
組立説明書

以上です。
武装過剰高重心なのに脚は美脚アピールのように細く、足裏接地面は極小。「新型機はとりあえず背中に羽根つけて肩からなにか伸ばせ~」という揶揄がまんま当てはまるSEED系製品をわたしも久しぶりにてがけることになり「ああ、こういうガンプラだったなSEEDは」と思い出しましたよ。 なかでもこういう「フリーダム」は浮遊展示できるアクションベース必須です。
このフリーダムを作るのに製作労力を要したせいで同時期に作っているガンプラすべての進行がガタ落ちになりましたね。 全部のパーツを塗装して組み上げたら完成する ~といった要領のよさとは縁遠い製品。
映画SEEDの好評でかなり頻繁に増産されているので入手は容易ですがモデラー泣かせな作りをしてますね。 ストレート組みだとしても全塗装されて立っているだけでもかなりの労力の産物でしょう。他のモデラー様方の出品価格にも苦労が現れているのがうかがえるというもので、割に合わない二束三文では手放したくなくなりますねコレは。
ライジングフリーダムガンダムの完成作例を是が非でも入手しておきたい方々にこそどうぞ。

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