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馬鳴・端正なる難陀/松濤誠廉/本著は馬鳴（インドの仏教詩人）の思想研究には最も重要なもので大乗仏教興起時代の彼の地位がよく分る

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『馬鳴・端正なる難陀/松濤誠廉/本著は馬鳴（インドの仏教詩人）の思想研究には最も重要なもので大乗仏教興起時代の彼の地位がよく分る』はセカイモンでcc95d6b0d6d84から出品され、185の入札を集めて12月27日 2時 14分に、6600円で落札されました。即決価格は6600円でした。決済方法はに対応。北海道からの発送料は落札者が負担しました。ＰＲオプションはストア、取りナビ(ベータ版)を利用したオークション、即買でした。

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馬鳴・端正なる難陀/松濤誠廉/本著は馬鳴（インドの仏教詩人）の思想研究には最も重要なもので大乗仏教興起時代の彼の地位がよく分る

商品説明
	1981年　193P　部数は少なそうです。資料用にもいかがでしょうか。 (A?vagho?a の訳) 一世紀後半から二世紀にかけてのインドの仏教詩人。中インドの出身という。はじめバラモン教の論師であったが、仏教に帰依し、カニシカ王の保護を受けて仏教の興隆に尽力。知恵・弁舌の才にすぐれ、仏の生涯をうたった叙事詩「ブッダチャリタ（仏所行讚）」や、「大荘厳論経」などを残す。「大乗起信論」を著わしたとする伝承には疑問がある。馬鳴菩薩。生没年未詳。出典　精選版日本国語大辞典基本はジョンストン版 (The Saundarananda of A?vaghosa, by E. H. Johnston M. A. Lon- don 1928)を主として用い,ハラブラサーダ版 (Saundaranandam Kavyam, by Haraprasada Sastri Calcutta, 1910)を参考とした。更にバリアントの取捨のジョンストン版と異なる個所や吾々が考えて訂正を要すると思う個所は和訳各偈の後に書き加えた。物語の筋は内容の名章の題名の次に簡単に書き加えたが,巴利文献との比較はハラブラサーダ版の序に取扱ってある。訳はジョンストン氏のもの (The Saundarananda or Nanda the Fair, London, 1932)があるが, 吾々はその出現以前に一応和訳してしまったので,本訳でも殆んど参照してない。吾々の訳の独自性を重んじたからである。従って同訳と比較すれば種々の問題が出ると思うが,それは後のことにした。この他に吾々のもとで卒業論文を書いた故大河内隆文文学士の訳が大正大学図書館におさめられてある筈である。(四)仏教教理に関する研究は,宗教研究(新第十三巻第三号) 大正大学研究紀要第三十九輯に発表して置いた。また東北大学の「文化」に金倉博士の研究がある。吾々が宗教研究に書いたものはかなりの附加と訂正を要するがこれも他の折を待たねばならぬ。とにかく本著は馬鳴の思想研究には最も重要なもので (伊太利のトッチ氏の発見したという Tridandam?la の内容は未だ不明であるが=大谷学報第三十六巻第一号参照) 大乗仏教興起時代の彼の地位がよく分る。読者諸君はそれぞれの観点に立って見直したら種々なる新しい問題を発見するであろう。また文学作品としての本著は仏所行讚と共に馬鳴の印度文学史上の地位を知るに最も必要なものである。内容はカーヴィヤ一般の構成上の必要からであろうが、見方によっては作者の立場が仏教の戒律を超えたと思われる点もある様であるが,このことは馬鳴自身が最後の二偈で断って居り,この逸脱そのものに著作の大乗的態度の一つがあるとさえ云い得るのであるから,読者はこの後偈をまず読んで後に本文に入ることを望んでやまない。(五)拙訳は出来るだけ私意によって内容を曲げないために、また梵文を読む人の便利のために可能な限り一字も落さず直訳して, その上で原文の品格と流暢さを考えたが, 文学的素質に乏しい訳者としては,この明かな矛盾をこれ以上に克服することは出来なかった。カーリダーサと異なり馬鳴が好んで用いるヤマカ等の修辞上の面白さは訳に写すべき方法のないのはもちろんである。従って直接原文を読まれることを勧めてやまない。吾々がこの作の内容を早くから取扱ったために, 訳の発表を猶予されて今日に至った諸先輩もあられることと思う。改めてここに自訳の拙さを見てかかる先輩の海容を乞う次第である。 (ヤマカ等の修辞上の研究は既に出来上っているので,他の機会に発表する考えでいる。なお訳文中の記号の個所は読者の理解のために必要と思われる註釈を施したところで、本来訳後に附加する筈であったが紙数の関係で,これも亦, 後の機会にゆずることにした (本書では*印は割愛した)。(七)この出版にあたって出版関係の諸氏に種々お世話になったのみならず, 本大学卒業の水野善朝, 斎藤光純石上善応の諸君に原稿の清書, 校正など大変厄介になったことを記して, 衷心からの御礼に更える次第である。 (昭和32年3月) お好きな方。お探しの方いかがでしょうか。中古品ですので傷・黄ばみ・破れ・折れ等経年の汚れはあります。表紙小傷、小汚れ。ページ小黄ばみ、ややしみ。ご理解の上、ご入札ください。もちろん読む分には問題ありません。496013新

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